大飯原発再々稼働
非常識な再々稼働に
怒りの抗議行勤
主催したのは「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」。地元福井県と関西各地から結集した六五人の仲間が原発現地の大島で「声をあげよう!行動しよう!」とカンカン照りの下、三キロの道をシュプレヒコールで訴えながら、デモ行進をした。原発入口で、大飯原発文能一成所長に実行委員会を代表した若狭の原発を考える会・木原壯林共同代表から、関電八木誠会長と同岩根茂樹社長に、「大飯原発では、『特定重大事故等対処施設』いわゆる『テロ対策施設』が米完成であり、火山灰の降下に対する対策も不十分です。その上、原発の再稼働によって増え続ける使用済み核燃料いわゆる核のゴミの行き場もありません。結局、若狭は永遠に核のゴミ捨て場になる可能性があります」として、一昨年の再稼働時からのトラブル続きの事態も具体的に指摘し、原発再稼働の資格もないことを申し入れる文書を手渡した。
関電は再々稼働は今まで午後五時には実施していたが、この日は「夜九時稼働」ということか判明。午後九時という非常識な再々稼働はまたトラブルかとも危惧され、大島の森に一段と高い怒りのシュプレヒコールがあげられた。