12・3大飯原発うごかすな集会 / 全労協新聞 2018年1月号

12・3大飯原発うごかすな集会 / 全労協新聞 2018年1月号



原発のない社会を

12・3大飯原発うごかすな集会
全国から500人

12月3日、福井県大飯町で、「大飯原発うごかすな!現地全国集会」が開かれた。

原子力発電に反対する福井県民会議」と「ふるさとを守る高浜・おおいの会」「若狭の原発を考える会」が呼びかけ、「大飯原発うごかすな!実行委員会」が主催した。

神戸製鋼の材料データ改ざん問題で、関電自ら大飯原発3、4号機再稼働を延期せざるを得なくなり、1450万人の近畿の水源・びわ湖を預かる滋賀県知事と県都大津市長は、再稼働反対を表明する中、世耕弘成経済産業省と面談した福井県・西川一誠知事が同意表明をして、強引に「地元合意」を取り付けたことに、福井県内外、関西・福島はじめ原発立地全国から会場超満席の500人が参加した。

大飯原発再稼働の策動を糾弾し、原発全廃を求める!」集会決議を採択して、大飯町内のデモ行進に入った。わざわざ家から出てきて激励する住民のご家族や、お礼のあいさつをされる方など、原発立地町内でも民意の流れは変わりつつある、潮目の変化を感じさせた集会・デモとなった。

(さいなら原発びわこネットワーク 稲村守)