大飯原発現地行動 / 全労協新聞 2018年4月号



さよなら原発 STOP!再稼働


大飯原発現地行動
再稼働を許さない


 福井県おおい町にある関電大飯原発三号機は、三月十四日、四年半ぶりに再稼働が強行された。前日の十三日含めて地元福井・近畿を中心に全国からこれに反対する市民が結集して反対の集会とテモ行進、ゲート前での抗議行動が行われた。両日とも一〇〇人を超える市民が参加した。

 主催したのはオール福井(原子力発電に反対する福井県民会議など)や若狭の原発を考える会などが中心となった「大飯原発うごかすな!実行委員会」。十三日の抗議デモ出発集会では、さいなら原発びわこネットワークの稲村守事務局長は、「二月下旬の若狭湾岸一斉チラシまきでは、八市町の原発反対の声をつかんだ。びわこを抱える滋賀県三日月知事は今回の再稼働を容認できないとしている。3・11びわこ集会では怒りの千人集会を行い関電滋賀支店へのデモを行った。何としても抗議の世論を巻き起こそう」と連帯挨拶。原発地元の大島の民宿などが立ち並ぶ地元をデモ。十四日は早朝七時半からのおおい町役場職員へのチラシ配布から始まり、午後五時の怒りの再稼働まで、ゲート前での抗議のシュプレヒコールが大島の山と周辺の海にこだました。

(さいなら原発びわこネットワーク稲村守)