原発再稼働、大飯や玄海で強行 全国で抗議行動 / 全労協新聞 2018年4月号

原発再稼働、大飯や玄海で強行 全国で抗議行動 / 全労協新聞 2018年4月号


さよなら原発 STOP!再稼働


原発再稼働、大飯や玄海で強行
全国で抗議行動


 福島原発メルトダウンからまる七年、住民避難や避難指示解除や核のゴミなどの問題を残したまま、一段と原発稼働が進む年になっている。

 昨年十二月伊方原発二号機が広島高裁の運転差し止め命令により停止、これにより稼働中は高浜三・四、川内二号機の四機となった。ところが三月に入り、大飯三、玄海三号機が相次いで再稼働、新規制基準適合機も七機にものぽり、審査中も目白押し、再稼働が止まらない。

 そうしたなかでも、一月伊方原発差し止め勝利の現地集会、三月に入って大飯原発玄海原発再稼働阻止の抗議行動が、立地地元はもとより電力会社本社や国会でも展開されている。十四日にはおおい現地と関電本社前では断食の抗議、国会前、二十三日も玄海現地と国会前での抗議行動。全労協脱原発プロも現地行動に代表派遣を続け、さようなら原発実の国会前行動にも可能な限り駆けつけている。

 新たな焦点として日本電源東海第二(首都から一〇〇キロ弱、老朽化)の再稼働が日程に上る。世論は脱原発七〇%、原発ゼロ自然エネルギー推進運盟などによる「脱原発法」制定運動と合わせて、再稼働の流れを労働組合として止めるべく奮闘していきましょう。

全労協脱原発プロジェクト)