東京清掃労組 日韓交流 / 全労協新聞 2016年10月号

東京清掃労組 日韓交流 / 全労協新聞 2016年10月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より


●東京清掃労組 日韓交流

労働安全衛生は
職場闘争の基本



東京清掃労組は、民主労総構成組織「全国民主環境施設一般労働組合連盟(全国単位の産別組織)」の環境美化員と交流を続けている。

 韓国は、日本による植民地支配とその後の軍事独裁政権の支配など、政治の変遷で地方自治の歴史も浅い。労働組合が無かった頃は奴隷のような扱いを受けていたそうで、現在も環境美化員の賃金は安く、労働条件は劣悪である。

今回の訪日調査団は、民主労総組織内「共感(公共部門戦略組織事業団)」の役員で編成され、日本の労働安全衛生法にあたる韓国の産業安全保健法の適用除外規定を見直させるために、日本の労働安全衛生法、作業実態、作業マニュアル等を調査することを目的とした。

私たちが当たり前のように享受している多くの権利は、私たちの先輩たちが闘い取ってきたものである。

労働安全衛生や公共部門の非正規職の労働条件等の課題について討議を重ね、交流を深めることができた。彼らの精力的な姿勢には学ぶべき点が多い。