行政の青年労働者 使い捨てを許さない / 全労協新聞 2016年10月号

行政の青年労働者 使い捨てを許さない / 全労協新聞 2016年10月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より




行政の青年労働者
使い捨てを許さない



八月二十三日に、横浜市新人学校職員Sさんの不当解雇(分限免職処分)取り消しを求める裁判の傍聴とデモ、勝判判決を目指す総決起集会に参加しました。

Sさんは、二〇一二年四月に横浜市学校事務職員に採用され、六か月間の条件付き採用期間を延長されたあげく、二〇一三年三月に分限免職処分(解雇)されました。

当日は朝から被告(横浜市)側の証人尋問が行われていて、私は途中から傍聴に参加しました。被告側がSさんのミスなどを列挙していましたか、それは個人のミスというよりはミスが起きてしまうような職場環境を作り出してしまうことが組織側(横浜市当局)の重大な問題なのではと感じました。

証人尋問終了後、横浜地裁前から横浜市役所や関内駅前、横浜スタジアム周辺をデモ行進し、その後、勝利判決を目指す総決起集会が行なわれました。決起集会では弁護士による解説があり、今後の争点や注目されるポイントなどが話されました。

その後、今回の裁判を支援している労働組合(神奈川県共闘、がくろう神奈川)や団体、Sさんと同じように不当解雇と闘っている方々が、連帯アピールや自分たちの闘っている現状などを話しました。ともに勝利をめざして頑張りましょう!

(青年委員会事務局次長 西山康彦・大田区職労)