マーチ・イン・マーチ2014 / 全労協新聞 2014年4月号 4面から



●マーチ・イン・マーチ2014
ともに生きよう!

三月二日東京都内で「マーチ・イン・マーチ2014」を開催。この取り組みは一九九三年、全統一労組、神奈川シティユニオン、全国一般労働組合東京南部など外国人労働者を組織する労働組合と、増加する外国人労働者の労災相談を受けた東京安全センターが、外国人労働者の権利獲得の課題を合同で取り組んだのがきっかけとなっています。外国人労働者春闘として、毎年三月に外国人労働者の権利獲得の行動を継続しています。二〇〇五年からは、外国人労働者(移住労働者)が権利を訴えデモ行進する「マーチ・イン・マーチ」(三月の行進)を組織し、三月恒例の闘いにしてきました。

今年は「ともに生きのびよう!多民族多文化共生社会へマーチ・イン・マーチ2014」をテーマに呼び掛けを行いました。会場には外国人労働者・移住労働者が多くを占め、実行委員会の呼び掛けで結集した日本の労働者も多く参加しました。

日本人スタッフは、彼らの下支えに回り、ステージ上でのパフォーマンスで自分たちの存在を訴える、歌う・演奏する・踊る・スピーチするなど多様に表現をしてきました。あっという間の九〇分で、演奏終了後はサンバ隊を先頭にパレードで「外国人だからて、首な、差別はやめろ!ともに生よう!」と訴えました。



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