(久しぶりなので、抹茶ケーキの写真です。この作り方は、プレシアのホームページに出ています。明日からは、中部工場閉鎖を、ともに闘ってくれた支援を紹介していきます。)
自動車が回復、電機が回復、と新聞では景気回復が報じられています。
しかし、雇用情勢のひどさは変わらず、経済白書では、600万人が過剰、とか言っています。
どれだけのクビを切って、企業業績の回復たらが、実現したんでしょうか。
首切りは殺人だ。お隣の国・韓国では、解雇撤回の闘いが起きています。李明博政権は、ものすごい暴力的な闘争つぶし・労組つぶしをしています。許せないですね。
モノも言わせないで、真綿でクビ切りも、本質は同じです。
私たちは、中部工場閉鎖に対しての闘いを続けます。
ということで、プレシアへの申し入れです。
2009 年 8月5日
株式会社プレシア
代表取締役会長 藤木 久三 様
全国一般労働組合全国協議会 自立労働組合連合
中央執行委員長 田中 啓司
自立労働組合連合スイートガーデン労働組合
執行委員長 太田 俊彦
申し入れ書
プレシアグループのスイートガーデン社は、藤木久三氏が経営方針の決定権をもつ代表取締役を務めた本年4月6日に一方的に中部工場閉鎖を労働者・労組に通告し、中部工場での経営者との話し合いを求めた労働者の申入れに耳を貸すことなく、経営者は現地での交渉を拒否したまま、ついに7月16日には、全ての生産を打ち切り全ての労働者の中部工場での就労を打ち切った。
労働組合は、組合員および労組へ交渉委任状を託している多くの労働者の要求に応えるよう、会社に申し入れているが、会社は退職条件の上積みも行わず、当該労働者と直接話し合う現地交渉も拒否し、再就職斡旋も進まず、会社都合の一方的な中部工場閉鎖によって職を奪われた多数の労働者はいまなお失業中で、生活の糧を求めている。
労組は、経営側が京都での団交で表明した再就職への責任を具体的に果たすために、労働者の会社への不信をやわらげ、再就職斡旋窓口を実際上機能させるよう、経営者が自ら現地に赴き、再就職斡旋の行動を採るよう申し入れているが、経営者はこれを拒否している。
雇用責任は企業経営者にとって第一級の社会的責任であり、経営者は自ら行動して責任をとるべきである。藤木久三氏には、赤字でも不採算でもない中部工場の閉鎖を決定した時点でのスイートガーデン社代表取締役としての、また現在も取締役としてのとしての責任があり、プレシアグループ内の労使問題への指導責任努力の責任がある。
以下、申し入れる。
記
1. 藤木久三氏は、スイートガーデン中部工場を閉鎖し多くの労働者の雇用を奪い、
生活上の困難をもたらしたことに対し、方針の決定権者として、スイートガーデン労働者に謝罪せよ。
2. 藤木久三氏は、スイートガーデン中部工場閉鎖に伴う労働者の雇用責任、再就職斡旋などについて、親会社プレシア会長として、労働者の要求に応えるよう指導せよ。
3.藤木久三氏は、スイートガーデン中部工場閉鎖売却方針の決定権者として、 スイートガーデン団体交渉に出席せよ。
4.藤木久三氏は、スイートガーデン中部工場閉鎖によって失職した労働者の職探しに、責任あるものとして地元に赴き自ら行動せよ。
以上。