SG本社抗議行動（7月28日）支援ご参加のみなさんへ
2009.7.28
自立労働組合連合
中央執行委員長 田中 啓司
日ごろの多大なるご支援に、心から感謝します。
ＳＧ（スイートガーデン）中部工場閉鎖との闘いは、全国の皆さんのご支援によって、京都（SG本社）―愛知県現地（中部工場）―横浜（親会社プレシア）―埼玉工場―神戸工場をつなぐ抗議行動を展開してきました。その結果、団交引き伸ばしを止めさせ、転勤できない正社員の強制解雇を阻止し、パート・アルバイト・契約社員の有給休暇の完全取得の上で、契約期間賃金をほぼカバーする退職慰労金の支給、再就職斡旋窓口の設置・会社による職探し、という会社の対応を引き出しました。
これは、経営の予測をはるかに超える全国の仲間の激烈な支援に驚いた経営が、当初計画を変え妥協せざるを得なくなった結果です。職場で少数派の自立労連は、皆さんの支援・連帯によって、各地にまたがる闘争を闘ってきました。
残念ながら中部工場は、今月16日に最後が止められ、実質的に閉鎖されました。
正社員は神戸工場や埼玉工場の異動、又は地元の直営店や小牧物流センターに配属となって、雇用は確保されましたが、多数のパート・アルバイト・契約、派遣・請負の仲間たちが職を失いました。中部工場の閉鎖は現状では止められませんが、しかし私たちは、身勝手で一方的に、労働者の生活よりも起業利益を優先するSG経営者を決して許しません。
ＳＧ経営・親会社プレシア経営との闘いは、全国各地で闘われている生活破壊・雇用破壊との闘いの一つです。埼玉・神戸の闘いの拡大、京都での交渉の前進に向け、本日のSG本社抗議集会を闘います。その上に、明日２９日の団交で、「社長・経営陣は、名刺持って職探しに行け！最低50件の就職口を持って来い！退職条件を上積みせよ！直営店が閉店の場合の処遇を明示せよ！支部団交を行え！」を焦点に追及します。
全ての労働者の連帯を！
