第177回東京総行動 / 全労協新聞 2021年8月号

第177回東京総行動 / 全労協新聞 2021年8月号

 


#全労協

 

第177回東京総行動

新たな争議も参加
解決に向け一日行動

 

 東京総行動は、六月二十五日に総務省前から抗議・要請の一日行動を開始。けんり総行動実行委員会大森進代表が、「首切りは許さない、権利は譲らない」「いのちと健康、権利を守るために大きく声を上げよう。」と、力強く挨拶した。

首都圈なかまユニオン勝利和解報告、韓国サンケン労組を支援する会から支援者の刑事弾圧報告、新たな争議の仲間が闘いの決意を述べ、すべての争議解決に向けた団結ガンバローでスタートした。

 JAL本社前行動では、解回撤回を判断できない経営陣に怒りのシュプレヒコールを叩き付けた。争議団と実行委員会の要請団が「解雇争議解決の決断を!」求める要請書を手交した。要請にリスク管理部が対応したが、会社経営陣が「解決したい」とする思いを語りながら、いまだ解決できない「社内体質」そのものがリスクであることを知るべきだ。

 サンケン電気東京事務所前では株主総会社前行動報告が行われ、全日建関生支部の仲間が大阪の支援連帯行動で使用するサウンドカーで集会を盛り上げた。

(東京全労協事務局長 寺嶋豊)