韓国サンケン労組を支援する会 株主総会行動 / 全労協新聞 2021年8月号

韓国サンケン労組を支援する会 株主総会行動 / 全労協新聞 2021年8月号

 


#全労協


韓国サンケン労組を支援する会

日韓を結んで
株主総会行動


 六月二十五日、サンケン電気の株主総会が行われ、韓国サンケン労組を支援する市民団体、労働組合等など八〇人の参加で、本社前行動が取り組まれました。

 渡邉全労協議長のあいさつでスタートした集会では、ネットで繋いで韓国の仲間からの訴えが続きます。半導体事業への転換をめざすサンケン電気は国内外の事業の合埋化を進めていますが、韓国サンケンのみが、雇用問題への対処が行なわれていません。「このような企業経営か許されるのか」が株主への訴えになりました。

 参加者からの発言では、株主である尾澤さんを不当逮捕させ株主としての発言を封殺した事にも批判か相次ぎました。

この日も韓国KBSが取材に入り、集会の様子は韓国内でも報道される予定です。

韓国では何をしてもかまわないとするかの様な日本企業の横暴がまた伝えられることになります。長丁場となった本社前行動の後は、東京総行動に合流し、サンケン池袋営業所前行動も取り組まれました。こちらは一〇〇人の参加で、関西生コン支部の機材も投人され、サウンドデモさながらの効果音が行動を盛り上げました。株主総会を一つの山場として行動を進めてきた、韓国の仲間たちは新たな闘いへの意志を確認し、決意表明をしています。

(韓国サンケン労組を支援する会 内田正)