あいばの日米共同軍事演習反対行動 / 全労協新聞 2021年8月号

あいばの日米共同軍事演習反対行動 / 全労協新聞 2021年8月号

 


#全労協

 

日米共同軍事演習反対行動
自衛隊に中止申し入れ


 六月二十七日、滋賀県高島市で日米合同軍事演習に反対する集会とデモが、「フォーラム平和関西ブロック」と「2021あいばのに平和を!近畿ネットワーク」の共催で行われました。

 日米共同軍事演習の「オリエント・シールド21」は、六月十八日から七月十一日の間、九州の奄美大島から北海道まで全国規摸で行われた、陸上自衛隊アメリカ陸軍の共同作戦行動訓練です。毎年行われる訓練は三六回目で今回は史上最多の二〇〇〇人以上の自衛隊員が参加しています。饗庭野では十八回目になります。六月二十三日には、誤射されたロケット弾が演習場から一キロ地点の木を直撃しています。饗庭野演習場での演習地外への誤射は四度
目。集会前に自衛隊に演習中止の申し入れも行いました。

 京丹後からかけつけた、Xバンドレーダー基地建設を憂う会の永井友昭さんは、強引に成立された「重要土地調査規制法」廃止を訴え、戦争の危機の深まりに集会全体で反対の声をあげました。

 (きょうとユニオン書記長 服郎恭子)