サンケン大阪支店に弾圧抗議の声 / 全労協新聞 2021年7月号
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サンケン大阪支店
に弾圧抗議の声
六月三日昼の休憩時間帯、西梅田にある明治安田生命大阪梅田ビルの二五階に入っているサンケン電気大阪支店に対するおおさかユニオンネットワーク主催の第五回抗議行動がおこなわれた。
ここでは、私たちとは別に韓国サンケン労組を支援する大阪市民の会が主催する抗議行動も多く取り組まれている。この支援する会の行動と私たちの行動とは相互乗り入れをしてつながりをつくってきている。
この日の行動では、案の定五月十日の支援する会のメンバーヘの不当逮捕、不当勾留、違法家宅捜索、そして起訴といったとんでもない弾圧に抗議する声がすべての発言者から発せられていた。この不当弾圧は、明らかに日韓労働者の連帯の強化を嫌悪しオリパラを控えて労働争議を隠蔽しようとする権力・公安・会社が仕組んだものである。
多くの参加者が触れたように、大阪の労働運動の先輩たちはかつて一九七〇～八〇年代にアジアスワニーや韓国スミダの争議を通して日韓労働運動の交流と連帯の歴史を分厚くつくりだしてきた。その連帯をさらに発展させてこのサンケン電気への抗議行動を拡大させていきたい。
（大阪全労協事務局長竹林隆）
