韓国サンケン労組を支援する会 日韓を結び集会 / 全労協新聞 2021年5月号
#全労協
コロナ下で働き闘う労働者・労働組合
韓国サンケン労組を支援する会
オンラインで
日韓を結び集会
四月十三日、文京区民センターで「サンケン電気は韓国サンケン労働者の解雇を撤回しろ」集会が開催された。主催者挨拶を行った支援する会共同代表の渡邉全労協議長は、サンケン電気による韓国サンケンの解散強行は、コロナ禍の混乱に乗じてモノを言う労働者を職場ごと消し去るたくらみと断じ、労働者階級に犠牲を押し付ける資本の横暴を許さず真の日韓民衆の友情を勝ち取るためにともにがんばろうと呼びかけた。
支える会尾沢事務局長の経過報告に続き韓国サンケン労組の闘いを収めたビデオ上映か行われ、馬山とソウルから元気に組合員たちが決意表明を行った。民主労総副委員長で韓国サンケン労組副委員長のキムウニョンさんは「韓国サンケン解雇撤回の闘いと韓国労働運動」と題した講演を行い、秋に向けた解雇禁止・総雇用保障・非正規撤廃等の要求と財閥政治清算を求め一一〇万民主労総組合員によるゼネスト準備の報告と決意・支援御礼を行った。
一方的な会社の解散と工場閉鎖・全貝解雇と闘う韓国サンケン労組の仲間を支援しようと会場いっぱい一五〇人の支援者と、日本と韓国馬山・ソウルをオンラインで結びながら日韓労働者と市民の連帯を強め勝利への確信を持てる集会となった。
