ユナイテッド闘争支援 銀座デモに400人  / 全労協新聞 2020年11月号

ユナイテッド闘争支援 銀座デモに400人 / 全労協新聞 2020年11月号

 


 

 

全国一般東京労組全労働者組合

ユナイテッド闘争支援
銀座デモに400人

 


 東京地裁では、UAとの正式合併前の解雇を理由に、UAに責任はなくCMI社の解雇四要件だけで判断されましたが、現在、合併前とはいえ、ユナイテッドホールディンクス全体が経営・判断に関わっており、解雇の必要性はなく組合差別の解雇であった、という主張で闘っています。

 コロナ禍で延期していた東京高裁第三回期日は十月十九日に再開しました。組合側が要求していた原告の尋問が、会社側の「不要」という考えを退け、裁判官に認められ原告吉良が一時問半の尋問に立ちます。UAに解雇の必要性がなかったことを全力で訴えられるよう頑張ります。

(次回、第四回期日は一月二十九日十五時・同時に都労委、中労委も再開され進行中です)

 また、ユナイテッド航空に対し圧力をかけるため、十月二十三日銀座デモを行いました。ご多忙の中、約四〇〇人の方々にご参加いただき、ユナイテッドに力強く訴えることかできました。心から感謝いたします。

 ユナイテッドのことだけでなく、コロナ経済危機で真っ先に解雇されている派遣・請負など弱い立場の不安定雇用労働者を勇気づけ、組合の大切さを訴えるメッセージもアナウンスしました。私たちはいかなる差別も許さず、働く権利・生きる権利を求めてユナイテッドに原職復帰するまで闘います。これからも支援を宜しくお頴いいたします。

(ユナイテッド闘争団千田正信・吉良紀子)