全労協/ 10・18上野デモ / 新聞 2019年11月号

全労協10・18上野デモ / 新聞 2019年11月号

 

10・18上野デモ

ユナイテッドとメトロ争議勝利を訴えデモ

 

全国一般・全労働者組合ユナイテッド闘争団と全国一般東京東部労組メトロコマース支部の二つの争議に勝利するための共同のデモ行進を十月十八日夜に東京・上野で行い、約三〇〇人が結集し成功を勝ち取りました。

 

主催者を代表して全労の池田委員長と東部労組の菅野委員長があいさつした後、当該のユナイテッド闘争団の二人とメトロコマース支部の四人が争議勝利に向けた決意を表明しました。JAL解雇撤回争議団、ユニオンネットお互いさまの日通解雇争議当該、労契法二〇条裁判を闘う郵政ユニオンがともに闘うアピールを行いました。

 

集会後に参加者は「ユナイテッド航空は不当解雇を撤回せよ!」「東京メトロ非正規労働者への差別をなくせ!」「不当判決を許さないぞ!」「裁判所は正義の判決を出せ!」「すべての争議に勝利するぞ!」などのシュプレヒコールをあげながらデモに出発しました。

 

デモの先頭には「日本の裁判所に物申す!労働者への差別を許さない!」と書かれた横断幕を掲げました。ユナイテッド闘争団は日本の組合員のみを差別的に解雇したユナイテッド航空を裁判に訴えたものの東京地裁は会社の言い分をうのみにした不当判決を言い渡しました。また、メトロコマース支部東京メトロ売店で同じ仕事をしているにもかかわらず正社員と著しい賃金差別を受けていますが、東京地裁・高裁は差別を温存する不当判決を出しました。横断幕のスローガンは二つの争議共通のものです。

 

メトロコマース支部が雇用されている会社の親会社である東京メトロ本社前では、参加者の怒りの声はいっそう強まりました。本社前でメトロコマース支部当該四人がマイクをにぎり、非正規労働者への理不尽な差別への怒りをぶつけました。

 

(全国一般東京東部労組)

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