全国一般東京労組・全労働者組合
500人で銀座デモ
ユナイテッド航空は米国の労働組合AFAとのみ団体交渉を重ね、「米国の組合AFAの組合員と米国市民だけが機内で乗務できる」と書かれた労使協約を結びました。会社は締結直前の二〇一六年五月、その条文に抵触する全国一般・全労働者組合に所属する私たち日本人乗務員のみを排除するために解雇しました。
十一月二日のユナイテッド航空に対して行った抗議の銀座デモ行進には五〇〇人を超える多くの方がご参加下さいました。ご多忙にもかかわらずお集まりくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
デモ行進は、シュプレヒコール、日本語と英語のアナウンスで力強く訴えながら歩き、通行中の人びとは足を止めて訴えを聞いて下さったり、ビデオを撮ったりされていました。さらには今職場でパワハラ、長時間労働、非正規労働者の差別などで苦しんでいる人びとに向けて、労働組合で共に闘う大切さも訴えました。
また、今月十一月六日の都労委では、組合側の要求通りユナイテッド航空による団交拒否を切り離して先に判決を下すことは決定していますが、会社は結審前に最終陳述をしたいと主張して引き延ばしをしています。組合側の抗議も聞き入れられず今月行われるはずだった結審は、一月二十一日に延期されました。
私たちは、解雇撤回、原職復帰を求めて全力で闘っていく決意です。今後とも更なるご支援をよろしくお願い申し上げます。
(FAユナイテッド闘争団)