全国一般全国協神奈川 組合に加入して団交 / 全労協新聞 2020年7月号

全国一般全国協神奈川

組合に加入して団交 全労協新聞 2020年7月号

 


コロナ禍に地域・職場で奮闘する全国の仲間たち 


 

全国一般全国協神奈川

組合に加入して団交

 

 

新型コロナの緊急事態宣言により、企業の倒産や解雇、休業が増えている。神奈川労働相談センターにも多数の相談の電話がかかって来ている。そして、現在、十人を超える労働者が私たち全国一般神奈川に加入して、使用者と団体交渉を行っている。

 

組合員の職場においても、休業、テレワークなど、コロナ対策業務により今までにはなかった新たな問題が発生している。労働組合活動も事実上活動が制限され、厳しい対応を迫られている。こうした中、解雇や休業手当の不払いなどは、非正規、パート、アルバイト労働者など不安定な身分で働く労働者に多く集中し、彼・彼女たちの生活に直接的に大きな打撃を与えている。コロナ以前から格差・貧困が今回の事態でより拡大し、顕在化している状況だ。

 

こうした事態に行政も対応しきれておらず、今、一人でも入れる地域合同労組の存在意義が増々大きくなっている。

 

現下の「コロナ危機」がもたらす雇用・労働条件の切り捨てに対抗する、個別企業を超えて地域単位の取り組みが必要だ。また、コロナの第二波に注意しながら、電話相談、ニュース発送、事務作業等の組合活動への理解と協力をお願いしたい。(米山)