JAL争議(京都)争議解決求め情宣 / 全労協新聞 2020年4月号
20春闘勝利へ!各地で闘う
JAL争議(京都)争議解決求め情宣
小春日和となった三月一日、安倍首相の東京オリンピック開催至上主義のための「集会・行事自粛要請」などものともしないたくさんの日本人客でにぎわう京都市伏見区大手筋商店街で、JAL一六五人解雇撤回争議勝利をめざす宣伝行動を繰り広げた。この地は稲盛和夫JAL名誉顧問地元の京都でも有名な商店街であった。
この日、JAL闘争を支える京都の会が呼びかけ、ユニオンネットワーク・京都に参加する地元の労働組合や反弾圧闘争を闘う連帯ユニオン関西地区生コン支部の仲間、そして京都総評加盟の合同繊維、郵政ユニオン、自立労連などたくさんの仲間とJAL争議団が複数参加した。
JAL争議団の小森啓子さんや神瀬麻里子さんが「この年末で十年!なんとしてもあの空に戻りたい」と訴えた。未曽有の大弾圧を受けても、めげず闘っている関生支部からは多数の仲間が参加され、「JALの労組同様に、闘う労働組合つぶしと闘っている。警察が労組をやめろ、いつまでも取り調べで完全黙秘でやってると一生出てこれないぞと不当逮捕した家族に刑事が脅しをかけるが、地域の市民・労働者と一緒に勝利めざして頑張る」とマイクで訴えた。
きょうとユニオンの野村貴副委員長は、「稲盛和夫が記者会見で、経営上・経理上、パイロット・CAを首切る必要なかったなど言うのは論外だ」と、ただちに争議を解決せよと訴えた。
(JAL闘争を支える京都の会・駒井)
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