全労協/ 中央学院大学 控訴審勝利に知恵と力 / 新聞 2019年10月号

全労協中央学院大学 控訴審勝利に知恵と力 / 新聞 2019年10月号

 

 

●小林勝さんの裁判闘争を支援する会
控訴審勝利に知恵と力


 中央学院大学・小林勝さん労契法二十条裁判は、東京地裁不当判決後の控訴審第一回公判が九月十一日開かれた。結審を急ぐ裁判長の態度から判決は期侍が持てないことは明らかとなった。その裁判長から弁護士に和解の打診があった。裁判長は、一月に学院側が出した「和解案」の内容を知らないことが判明した。その上で学院側に和解の検討する可能性を質したが「持ち帰り検討する」と表明した。こちらも持ち帰り検討することを約した。

 弁論終了後、支援する会は弁護団から報告を受けた。和解案なるものの最大に狙いは小林勝を本学から追放し、労働組合の弱体化を促すことにあると捉え、拒否したところである。学院側は新たな和解案を出さないだろうし、出しても一月の和解案をさらに値切った卑劣なものとなるだろう。わが支援する会は、知恵と力を絞り学院側をさらに
追い詰めていく決意である。

 

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