全労協/ 日韓の歴史を学ぶ / 新聞 2019年10月号
●女性委員会学習会
日韓の歴史を学ぶ
九月十二日、日韓関係をテーマにした学習会を実施。日韓の運帯行動に携わっている尾澤邦子さんが、３・１独立記念行動の参加記録を基に制作したＤＶＤ、「植民地支配に抗って－３・１朝鮮独立運動－」を上映後には参加者で意見交換を行いました。
私はＤＶＤを見るまで「３・１朝鮮独立運動（一九一九年に二〇〇万人が参加）」を知らなかったため、近年報道されている韓国の日本に対する怒りの理由について、共感できない部分かありました。しかし、自分が知らなかった過去の経緯を知り、理由の一端が理解できると思いました。また、日本か過去に朝鮮半島で行ってきた加害行為に驚くとともに、戦時下における女性の性被害について考え、改めて戦争の恐ろしさ、悲惨さを強く感じました。
上映後の意見交換で聞いた、「日本が朝鮮半島で行ってきたことを日本のマスコミは報道していない」「日本は戦争責任について謝罪していない」「加害者は行ったことを忘れるが被害者は忘れない」等の発言が心に残りました。
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