次回団交までに、10や20の就職先を探して来い!

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(7月10日の中部工場門前情宣。SG経営が「雇用責任」「社会的責任」を果たすまで、争議は終結できません!)

未だ再就職先の一件も見つけもせずに、
「出来るだけの事はしてきた」と社長(7・8団交)

追及1.小池社長は、名刺持って職探しに回れ!

  すでに大量の解雇者が出ている現在、緊急の問題―再就職斡旋の会社実態がまず問題となったが、「雇用責任」を果たすべき姿とはほど遠い会社の姿勢に、団交は最初から紛糾した。

 「再就職斡旋窓口」はそもそも、労組が団交で追及した結果、会社はやっと中部工場総務課に設置した。
 しかし最初それは、工場閉鎖・解雇の一方的通告から2ヶ月以上も過ぎた6月10日、「再就職斡旋窓口開設に伴い、就職で悩んでいる人・困っている人がいましたら、(中略)総務課にお問い合わせ下さい」と書かれただけのA4コピー紙大の「お知らせ」が、通路脇の隅に張り出されただけというレベル。

 社長は、「中部での交渉は必要ない」と、クビにした労働者との直接会話を拒否し続つづけ、4/6に経営状態を説明し納得してもらったと言い張っている。が、当日突然集められた労働者は、一方的に閉鎖・解雇を「通告」され、もっとまともに話し合え!という声を会社は「時間だ」と掻き消した。たった30分以内の「説明」に、誰も「避けられない工場閉鎖の理由」も納得していないし、社長が謝罪したという記憶もない。これが会社の姿勢である。

 本当に「出来るだけの事はする」なら、実際の行動で労働者に示せ!

 今日の団交で会社が報告したのは、「とても通えない遠方だが2社に数人の斡旋を試みたがダメだった」という話のみ。団交での追及の結果、何とか探し始めた点は前進だが、本気で職探しする体制も具体計画も目標もない。
 社長は130人の失業者を対象と口では言うが、これでは再就職はゼロのまま。

 社長は中部に行って労働者に心から謝罪し、再就職実現の行動計画を説明し、名刺持って一緒に職探しに行け! それが信頼回復の道だ。

 「雇用責任」かけて、次回団交までに、10や20の就職先を探して来い!