6月15日SG本社行動、ありがとうございました

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(争議にお菓子はかかせません。これは残念ながらSGのチョコケーキではありません)

▼ 6月15日、17時から第三回目となるSG本社抗議行動が、約50名の仲間の参加でおこなわれました。

 田中委員長からは「SG社は中部工場労働者の閉鎖撤回の切実な願いを無視し、閉鎖に向けた作業を強行している。すでに半分以上の労働者が退職を余儀なくされている。しかし闘いは、埼玉工場や神戸工場にも拡大し、社会的にも広がっている。全国の仲間の闘いでSG社に再就職斡旋や金銭保障の上積みをさせ、責任を取らせる必要がある。」と発言しました。

 埼玉支部書記長は、「埼玉でも中部工場閉鎖反対の声が工場内だけではなく、地域の仲間などの間でも広がっている。地区労の仲間の協力も得ながら3度のビラまきをおこなった。中部工場の閉鎖で、埼玉工場は生産体制の強化がもくろまれ労働強化や労災などの様々な問題の発生が予想される、中部工場閉鎖反対と埼玉における労働条件改善の闘いを結合して闘う。中部工場から転勤してきた労働者の役に立てるよう、相談にのれるよう頑張りたい」という発言をおこないました。

▼支援の発言は、6月16日のブログを見てください。


▼洛南労組連とユニオンネットワーク・京都が、社長との面談を人事部に申し入れ

 抗議集会の終了後、洛南労組連とユニオンネットワーク・京都による社長との面談要請にむけた申し入れがおこなわれました。詳しくは、6月16日のブログです。

 残念ながら、社長も人事部課長も不在。対応した人事部に申入書を提出しましたが、翌日、ごていねいな文面で、面談拒否の回答がおこなわれました。ユニオンネットワーク・京都や洛南労組連はSG社の納得いく説明が行われるまで引き続き申し入れをおこなうことを確認しています。

▲再就職斡旋窓口にいって小池社長や藤木会長が仕事を探せと要求しよう。

 会社は5月27日に再就職斡旋の案内を出してから、今に至るも一つの就職先も確保できていません。
 6月16日の団体交渉で「どのような探し方をしているのか」と小池社長に聞いたところ、「ハローワークの求人案内を掲示している」と切迫感のない返答でした。「社長自らは何をしているのだ」と聞いたところ、「5社くらい電話した、1社は実際に動いた」とこれまたやる気のない返答でした。

 組合はこれに対し、「半月ぐらいのうちに100件ぐらいは探すつもりで体制をつくり、人員を配置しなければできない、藤木会長や小池社長が岡崎に滞在して陣頭指揮でやらなければ見つかるわけはない、と強く要求しました。相談者が少ないなどといっても、会社が50件求人を確保したから相談に来て下さい、というレベルで取り組まなければ、誰も相談にこない」、と強く批判しました。

 会社は中部工場労働者の強い要求とそれを受けた組合の交渉によって、再就職斡旋の窓口を開設しました。当初、それは労働者や組合員の追及逃れのアリバイ的なものでした。組合はアリバイ的なものであっても会社に再就職の責任を取らせることは必要と考え、再就職斡旋窓口が実際に機能するように団交などで交渉してきました。

 その結果、ようやく小池社長や藤木会長などは愛知では雇用情勢が厳しく再就職は困難であることを自覚しだしています。
 彼らは、4月6日に中部工場閉鎖による200名以上の労働者の解雇を通告したころには、愛知でどれほど雇用情勢が厳しいか、など全く考えていなかったのです。このこと自体には抑えようのない怒りが湧き上がります。
 会社に再就職の責任を取らせることは絶対に必要です。一人でも多くの仲間が再就職斡旋窓口に行って小池社長、藤木会長が職探しに岡崎に来るべきだと要求しましょう。そしてひとりでも多くの再就職を実現しましょう。