今日も、中部工場門前で訴えてます

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(5・25SG本社抗議行動。せっかくの申し入れにもかかわらず、社長は事前察知か雲隠れ~)

■5月25日、京都本社へ抗議行動

 5月25日 、京都本社でユニオンネットワーク・京都、大阪ユニオンネットワーク、京都総評などの労働者、50名が参加して17時から抗議行動がおこなわれました。抗議集会では「赤字でもないのに工場を閉鎖し200名以上の労働者を解雇するスイートガーデンのようなやり方を許していたら労働者は生きていけない、生活が成り立たない、許せない、中部工場の閉鎖の撤回をかちとろう」という発言が相次ぎました。
 また「閉鎖決定は会社の専権事項、詳細な内容まで説明する必要はない」という会社の団交での対応に対しても、「工場閉鎖などについては労働者、労働組合との十分な協議が必要という政府や厚生労働省の指導に反している」、という批判が相次ぎました。一時間ほどの抗議集会ではスイートガーデンの労働者の生活無視のやり方に対する怒りが渦巻きました。

■ユニオンネットワーク・京都、洛南労組連で申し入れ

 代表団で申し入れを社長に直接行う予定でしたが、宣伝車が登場した途端、社長は雲隠れしてしまいました。代表団に対応した総務人事部に、「申し入れにきたので社長と連絡を取ってくれ」と要請しましたが、京谷課長はなかなか連絡を取ろうとしませんでした。
 「きちんと話し合いをおこなうべきだ」という代表団の粘り強い説得にようやく京谷課長は社長と連絡をとりましたが、結局、連絡はつきませんでした。そのかわり京谷課長は26日中に面談を実現したいという代表団の意向は必ず伝えるという約束をしました。
 しかし26日の会社の回答は「面談する意思はない、そのかわり5月28日に団体交渉をおこないたい」というものでした。
 ユニオンネットワーク・京都と洛南労組連は、会社のこのような不当な交渉拒否に対して、今後も抗議を続けていくことを確認しています。

■28日の団体交渉での要求
 労組は28日の団体交渉では以下のことを強く要求します。
●9月末までの契約期間の賃金を100%保障しろ!
●退職・解雇される従業員に生活支援金を出せ!(正社員6カ月、契約など4カ月)
●退職・解雇される従業員に再就職先を紹介・斡旋しろ


 会社は退職餞別金の計算方法として総支給額のなかに交通費を含めるとしています。総支給額が上がれば退職餞別金の支給額は増えるので、交通費を加算することに労組は反対ではありません。しかし交通費は人によってばらつきがあり、解雇によって被る不利益については、遠方から来る人も近くから来る人にも特段に差があるわけではありません。
 交通費を加算する場合、一番高い人を基準にしなければ労働者のことを考えた公平な扱いとはいえません。労組は一番高い人の交通費を基準にすることを強く要求します。