サンケン電気抗議 / 全労協新聞 2021年2月号 

サンケン電気抗議 全労協新聞 2021年2月号 

 


 

全国一般ユニオン北九州


集中連帯行動で
サンケン電気抗議


 ユニオン北九州は、毎月、「集中連帯行動」として争議職場に対する申し入れや抗議行動に取り組んでいます。

 十二月十七日、福岡地区の四ヵ所の争議職場への申し入れを行いました。
 一つ目は、JR博多駅前のサンケン電気に対し、子会社である韓国サンケンで強行されようとしている偽装解散・全員解雇の組合つぶしに抗議する集会・申し入れを行いました。ユニオンだけではなく、地区労連、フリーターユニオン福岡、福岡地区合同労組、築港日雇労働組合、アジア共同行動等の仲間が駆けつけ、熟い連帯発言を受けました。集会の最後に、センターピル九階のサンケン電気九州営業所への申し入れを行いました。

 他の地区では申し入れは拒否していたようですが、ここでは申し入れ書を受け取らせることかで
きました。(一月は施錠していたので、廊下でシュプレヒコールをあげました)

 裁判闘争を続けているコスモプラス自社ビル前で情宣活動を行い、不当解雇と闘う光團寺の現場へ移動しました。住職は不在との事で、対応した法務員に申し入れ書を渡しました。ここでは、博多署の交通課長から、組合の行動について「違法な所は何も無いので、車に気を付けてやってください」とお墨付きの助言?激励?をもらいました。

 最後に、日鹸運輸の親会社であるジールに向かいました。日鹸運輸では、組合員に対する暴行事件について誠実に解決しない会社に対し、抗議行動を続けています。日鹸運輸の社長でもあるジール仲村社長の団交出席を求め、争議解決を迫りました。年末の忙しい時期ですか、三十人を超える仲間の結集で取り組むことかできました。一日も早い争議解決を勝ち取りたいと思います。