全労協/ JAL争議 不当解雇争議の解雇へ連続行動 / 新聞 2019年7月号

全労協JAL争議 不当解雇争議の解雇へ連続行動 / 新聞 2019年7月号


JAL争議
不当解雇争議の解雇へ連続行動


5・30 JAL本社行動


 二月末に運動再開を決めたJAL争議は六月十八日の株主総会に向け解決を求めて動き出した。連休前に提案された実行委員会形式による「JAL争議の早期解決をめざす関東キャラバン」か短い準備期間ながら五月二十日の山梨県甲府駅前のスタートから茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、神奈川、東京とつながり、三十日JAL本社前行動に合流した。キャラバン行動の参加者は延べ約一〇〇〇人、チラシも一一〇〇〇枚、要請行動二六団体、各地の支援者とつながり争議団を励ました。

 五月三十日のJAL本社前行動は全労連・東京地評の総行動に引き続き行われ六五〇人の参加、一五〇本の組合旗が集まり壮観だった。全国港湾糸谷共同代表の開会挨拶には解決を決断しないJALヘの怒りがあふれていた。JAL経営に一日も早い解決の決断を求める大きな声が響いた。


6・18 JAL株主総会


 六月十八日に品川駅前のホテルでJAL株主総会があった。九時、会場への細い歩道は総会参加者にむけチラシを配る争議団、支援者がずらっと並び、JAL経営者に早期解決の決断を求めてくださいと訴えた。この宣伝で目を引いたのが、関東キャラバンの写真集だ。総会会場ではこの写真集をかざし質問する姿が大画面に映ったそうだ。赤坂社長は「解決したいとずっと考えている」と回答したようだ。当事者意識がないのか!総会の終わりに向け十二時からも宣伝行動を行ったか、総会会場から出てくる人びとからもねぎらいの声がかかった。