全労協/ 3・16首相官邸前行動 / 新聞 2019年4月号


3・16首相官邸前行動
沖縄県民集会連帯埋め立て反対行動

三月十六日、沖縄県民集会に連帯して、東京でも同時刻に「辺野古新基地建設反対・首相官邸前アクション」が開催され、大勢の人たちが駆け付けました。沖縄は一万人、東京では二、五〇〇人が結集しました。

二月二十四日に投開票された沖縄県民投票では、辺野古埋め立てによる新基地計画について「反対」が七二・一五%の結果にもかかわらず、安倍首相は「今回の県民投票の結果を真摯に受け止める」「これ以上先送りすることはできない、ご理解していただけるよう全力で県民との対話を続ける」と発言しているが、埋め立てを中止することもなく現在も進行しています。これは沖縄だけの問題でなく、民主主義の崩壊であり、希少サンゴの移植、地盤の問題、辺野古が唯一などとしていることはまさに「偽造・捏造・安倍晋三」そのものです。

集会で印象に残ったことは、米兵による性犯罪被害者の方が、なぜ日米地位協定が変わらないのか強い怒りの発言をされていました。また、横田基地に配備されたオスプレイが八王子にも飛来し、爆音をまき散らしているが、爆音も次第に慣れてきてしまい、あまり問題にはならず、抗議行動をしていることのほうが、「うるさいと苦情が入る」ことに驚きを感じました。五月に行われる沖縄平和行進に職場から二人参加するので、この怒りを託したいと思います。

(中部全労協・東京清掃労組中央支部高島稔)