10・14沖縄学習集会 / 全労協新聞 2020年11月号

10・14沖縄学習集会 / 全労協新聞 2020年11月号

 


 

10・14沖縄学習集会

止めよう新基地建設
辺野古裁判勝利ヘ


 十月十四日、日本教育会館で、沖縄辺野古新基地建設に反対する連帯行前として、学習集会が開催されました。コロナ禍か収まらないこの時期に、あえて沖縄県民が抱えている現状認識を、東京で闘っている仲間の共通認識とするための企画として取り組まれました。主催者の「止めよう!辺野古埋め立て国会包囲実行委員会」が呼びかけ、二一四人か結集して、学びながら今後の闘う方向性について確認されてきました。

 集会は、司会者として「沖縄一坪反戦地主会関東ブロ
ック」青木初子さんの気合溢れる挨拶から始まり、主催者挨拶は「国会包囲実行委員会」の木村辰彦氏から現状報告と闘う決意が述べられ、連帯挨拶として「総がかり行動実行委員会」から、勝島一博(平和フォーラム共同代表)の沖縄での米軍基地における闘いの歴史と辺野古埋め立て断固阻止の決意が述べられました。来賓挨拶は、立憲民主党近藤昭一衆議院議員日本共産党赤嶺政賢衆議院議員社民党福島みずほ参議院議員沖縄の風伊波洋一参議院議員から、力強い連帯の挨拶が行われました。

 講演では、加藤裕弁護士から『辺野古から人権と民主主義を問う』と題して、裁判闘争で明らかになった政府と防衛省のでたらめさと、今後の裁判の流れの説明がされました。安部真理子さん(日本自然保護協会)からは、「環境問題」として辺野古の海と大涌湾の豊かな自然環境の説明と現在破壊された環境について報告がありました。最後に。行動提起として、裁判支援闘争の強化・首都圈での連帯共闘の強化を訴えて、学習集会を終えてきました。

(東京全労協議長大森進)