全労協/ 宮城全労協  辺野古土砂投入に怒り / 新聞 2019年1月号

全労協宮城全労協  辺野古土砂投入に怒り / 新聞 2019年1月号



●宮城全労協 
辺野古土砂投入に怒り


政府は十二月十四日、辺野古沿岸で土砂を投入して埋め立てを強行した。来年二月二十四日に行われる辺野古埋め立ての是非を問う沖縄県民投票を前にして既成事実を作り上げようとするのが政府の狙いだ。

埋め立てが開始された翌日の十五日、緊急集会が約六十人の参加により仙台市内で開催された。この日、宮城全労協が呼びかけて沖縄選出の参議院議員糸数慶子さんの講演会を企画していたが、土砂の投入と沖縄県民が闘うさなか緊急集会に内容を変えた。

糸数さんは、「一九五二年四月二十八日は、日米安保条約によって沖縄を米国の軍事的支配化のまま分離することで日本国が独立を回復したので、沖縄にとって屈辱の日です。米国の統治下で一九九五年九月四日、十二歳の女子小学生が米兵に集団レイプされる事件が発生しました。その前にも六歳の少女が米兵にレイプされゴミ箱に捨てられました。今回の辺野古埋め立ては、政府がさらに沖縄に犠牲と屈辱を強いた日として歴史に刻み込まれなければなりません」と訴えた。