全労協/ 焼津地域労組(静岡県共闘)不当解雇で和解解決 / 新聞 2019年3月号

全労協焼津地域労組(静岡県共闘)不当解雇で和解解決 / 新聞 2019年3月号



●焼津地域労組(静岡県共闘)不当解雇で和解解決

静岡・焼津地域労組は二〇一六年二月、焼津地域の水産加工で働くフィリピン人たちによって設立された。リザリト委員長は、年休の権利や社会保険加入時に派遣会社が企業負担分を捻出するために、賃下げを行なっていることに対して先頭になって闘ってきました。

二〇一七年一月、全くのでっち上げの理由で解雇された。組合は反証の準備して解雇から二カ月後に地位保全の仮処分を申し立てた。それに対して、会社は六月になって解雇を取り消した。しかし、派遣会社は、委員長を元の職場ではなく、それ以前より賃金の安い職場を提示してきたため、本訴を提起することになりました。

昨年七月の証人調べ後、裁判所から和解案が提案され、十一月一日、解雇撤回、同日会社都合退職、解決金の支払いなどを合意して解決しました。