全労協/ 関西生コン弾圧報告集会(東京)総団結で反撃を! / 新聞 2019年3月号

全労協関西生コン弾圧報告集会(東京)総団結で反撃を! / 新聞 2019年3月号



●関西生コン弾圧報告集会(東京)総団結で反撃を!

二月八日、東京で「全日本建設運輸連帯労働組合・関西生コン弾圧事件・緊急報告集会」が開かれた。集会直前の五日にも、ビラまきを威力業務妨害として組合員十六人が逮捕されている。労働組合活動を「恐喝未遂」や「威力業務妨害」とした弾圧で、これまでに五十五人が逮捕され六カ月もの長期拘留者もいる。

小谷野全日建連帯労組書記長は「労働組合そのものの破壊という憲法二八条への敵対に踏み込んでいる。さらに、組合活動の指導責任を立件しようと繰り返される事情聴取、電子データなどの押収は、組合活動への萎縮効果を狙うとともに、共謀罪による弾圧に向けた実験台にされようとしている」と、今回の弾圧が労働組合活動全般を対象にしたものであることに注意を喚起し、労働運動の総団結と反撃を訴えた。

集会では、宮里邦雄弁護士は「平成労働運動史上最大の弾圧事件だ。組合つぶしに警察が動く異常な弾圧だ」と怒りの声を上げた。さらに、中岡全労協事務局長をはじめ、平和フォーラム、全国港湾、東京東部労組、全国ユニオンからともに闘う決意表明がされた。