『未来を拓く女性と労働組合』シンポジウム
ざけんじゃねーよ‼怒れる女、大集合
一月二十六日と二十七日に東京・明治大学駿河台キャンパスで「未来を拓く女性と労働組合」シンポジウムが開催された。このシンポジウムは約一年かけて首都圏を中心に女性ユニオンや労組、個人の女性たちによる実行委員会が準備を重ねてきた。全労協女性委員会から中原、均等待遇アクション21から柚木さんが参加してきた。斬新なデザインのピンクのチラシは女性たちの怒りと意気込みが伝わり目を引き、全労協などの労組がプログラムに連帯広告を掲載して支援した。
シンポジウムには延べ一二四人(労働組合二二・団体五・取材二・研究者七・個人二三)が参加し若い女性組合員たちが目立った。北海道・新潟・神奈川・名古屋・京都・兵庫からも参加があるなど地域や世代を超えた交流ができた。
二日目は八分科会に分かれた。私は「正社員じゃない働き方」に参加、模造紙に各自の現状や思いなどをポストイットに書き込んで現状打開を模索し、「雇用形態を身分にさせない!」「どんな働き方でも支えあって生きていける社会を」「働く人の権利はいつでもだれでも平等」「ケア労働はみんなの大切な仕事」など、社会に発信するキャッチコピーを皆で作った。パネルディスカッションは柚木さんがコーディネーターを務めた。女性たちが、職場だけでなく労働組合でも悔しい思いで活動してきたことが浮かび上がり、思わず涙する場面もあった。
日本社会のなかで孤立化され分断されている女性たちが、語り合おう!つながろう!働く女の日をつくろう!なめるな女の仕事キャンペーンを!など、積極的な意見がだされ実行委で継続を検討することになった。
(中原純子常任幹事)