全労協 女性委員会 第27回 総会 / 全労協新聞 2017年12月号

全労協 女性委員会 第27回 総会 / 全労協新聞 2017年12月号


全労協 女性委員会 第27回 総会
色々あったけど、みんな元気に集合


11月18日、全労協女性委員会は第27回の総会を開催した。

「闘う女たち!大集合」を合言葉に集まった仲間は、初参加も多く27人、争議や裁判など熱い思いを強く語り合う時間となった。

国労女性部長加藤さんの司会で開会、第1部ちょつとしたアクシデントがあったが、「NHKあさいち」で取り上げられた全国一般三多摩労組の渡辺さんのシフト問題、ダブルワークにまつわる非正規の現状と全国一般三多摩労組の都労委勝利報告などDVD上映をし、勝利報告の組合員の笑顔には勇気をもらった。

第2部では、女性委員会代表幹事の柚木さんが総会議案を提起した。男女平等を実現する闘い、学習会(本年テーマは、満蒙開拓団と女性たち)。国連女性差別撤廃条約選択議定書批准や安保法制違憲訴訟への取り組み、働く女性の状況、日本を戦争する国にはさせない、脱原発、沖縄の闘いの報告に続き、各組合・当該からの闘いの報告がメインとなった。

当該からは偽装倒産とスラップ訴訟への不当判決との闘い(フジビ分会)、不当解雇撤回と銀座デモのお礼や物販販売要請(FAユナイテッド分会)。

今の裁判所の状況下であらゆる知恵を出し合って闘っていく必要性(メトロコマース支部)、書記長に対する窓口担当拒否など府労委での勝利報告、雇止めにも関わらず会社在籍中との報告文書の存在など(大阪YMCA労組)が報告された。

また、女性組合員の増加から見える非正規労働者の増加、低賃金、長時間労働ストライキを含めた様々な闘い(三多摩労組)、団体交渉拒否事件や無期転換権回避の雇止事件、マタハラ裁判などの闘い(女性ユニオン東京)が報告された。

交流会では参加者全員の発言により共に連帯を深め、闘う決意を確認する有意義な時間となった。