全労協/ 三六協定改定に向けて職場点検の強化を / 新聞 2019年3月号

全労協三六協定改定に向けて職場点検の強化を / 新聞 2019年3月号



全労協新聞
より


各地で始動!19けんり春闘

8時間働けば暮らせる社会を!
 大幅賃上げを勝ち取ろう! 
官民連帯で19春闘に勝利しよう!


●三六協定改定に向けて職場点検の強化を

昨年、安倍首相は「日本から過労死をなくす」と発言し、「働き方改革」を前面に打ち出ながら長時間労働を是正する上限時間規制と、相反する裁量労働制の拡大と高度プロフェッショナル制度など、明らかに労働時間規制を後退させ長時間労働を助長する一括法を提案した。

労働者・市民、労働弁護団、過労死を考える家族の会は、連日国会前で一括法案の成立阻止を訴えて闘いを繰り広げてきた。裁量労働制は、提出した説明資料の捏造で取り下げられましたが、労働者、労働弁護団、家族会が見守る中、数の力で強行成立されてしまった。

その改正労働法がこの四月から施行される。この改正労働法を実効性のないものにできるのは労働組合だ。労働者が労働組合に結集し過半数を超えることで、労働者の命と健康を守る三六協約を締結し改正法の実行を阻止しよう!

連合は三月六日を「三六の日」として、都内で街頭宣伝行動を行う。全労協は、働くものが主人公の職場で長時間労働の是正と実効性のある「働き方」を求めて職場行動を展開しよう。

なぜこの仕事を、なぜこの人が、なぜいまやらなければならないのか、職場の点検を労働組合がやり抜き、働く仲間の命と健康を守り抜こう!




働き方改革」の実現に向けて

働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」について




作成支援ツール(36協定届、1年単位の変形労働時間制に関する書面)について