●東京全労協
労働弁護団と意見交換
二月二十七日、三田いきいきプラザにおいて、安倍政権が推し進める「働き方改革」=「労働法制改正」が労働者に及ぼす影響について、日本労働弁護団東京支部の弁護士の皆さんと意見交換会を開催した。寺鴫事務局長は、安倍政権が今国会で「労働法制改正」を行おうとする状況の中で重大な時期での学習会であることに触れ、労働弁護団井上東京支部長は、「労働法制一括法案」の問題点を指摘し改正法案の本質を見抜くことか大切でありこの学習会の意義は大きいと挨拶を行った。
指宿弁護士から「働き方改革」「労働法制改正」の本質について講演を受け、安倍政権の偽りの「働き方改革」に多くの労働者が共感する中で、労働組合が「反対!」と叫ぶだけではなく、いかに安倍政権の狙いを指摘し労働者が結集できるかが問われていると、闘いの重要性を訴えた。また、水野弁護士から「三六協約」について講演を受け、協定の意義、労働時間管理・協定を武器にした取り組みについての必要性を学習した。
その後、五年半にわたるフジビ闘争の中労委和解、FAユナイテッド闘争、介護職場での闘争の報告を受け、相互の意見交換を行い活発な議論が行われた。