全労協/ 静岡県共闘第29回大会 / 新聞 2018年11月号

全労協静岡県共闘第29回大会 / 新聞 2018年11月号



全労協新聞
より


静岡県共闘第29回大会
ネットを通じて相談の窓口を広げる

九月八日国労会館会議室において、静岡県共闘第二九回総会が開催された。

総会は、副代表幹事の望月立夫さんの開会挨拶にはじまり、議長には中部地区労の鈴木正巳さんを選出し議事が進められた。

代表挨拶で鈴木英夫代表幹事は、「労働者の生活はますます厳しくなっています。最賃が八五八円で決まりましたが、月に十五万円に満たない額です。ダブルワーク、トリプルワークを余儀なくされています。私たちは『地域間格差を改め、全国一律最低賃金に』と要求していきたいと思います。また、今年はネットを通じて相談の窓口を広げていく取り組みに挑戦をしていきたい」と挨拶した。

福田哲久事務局長の経過報告・活動報告の後、討論に移った。七月、国労OBを中心に結成された静岡交通ユニオンの増田和明委員長から結成報告と決意表明がされた。

このあと参加者の拍手により、すべての議案が承認され県共闘運動の更なる前進のため一丸となって奮闘することを誓いあった。

役員は池田善史さん(全日建連帯)が退任をされ、新たに小林邦晃さん(全日建連帯)と塩沢好彦さん(国労)が幹事に選出された。また、安倍内閣の軍拡・強権政治に反対し、格差是正と貧困の根絶、浜岡原発廃炉にむけ断固として闘う内容の総会宣言を採択した。

最後に鈴木代表幹事による団結ガンバローで閉会した。

尚、来賓は「静岡県評」林克さん、「社民党」橋本勝六さん、「新社会党」仁杉秀夫さん、「静岡市会議員」松谷清さん、「空港いらない静岡県民の会」桜井建男さん、「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」沖基幸さんの皆さん。