第27回 静岡県共闘大会 / 全労協新聞 2016年10月号

第27回 静岡県共闘大会 / 全労協新聞 2016年10月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



第27回 静岡県共闘大会

地域労働運動の
強化発展をめざす



 九月四日(日)国労会館会議室において、静岡県共闘第二七回総会が開催された。議長には全日建連帯の熊澤英輝さんを選出し議事が進められた。

 冒頭、鈴木英夫代表幹事は「今、労働者の生活はたいヘん厳しい状況に置かれています。労働者の四〇パーセントが非正規労働者で、組織率一七%となっています。県共闘は未組織労働者の組織化、職場で奮闘する仲間への支援、地域ネットワーク作り、目的を共有する市民団体と連帯した行動を引き続き継続していく決意です。有意義な議論を期待します。」と挨拶した。

 経過報告・活動報告の後、討論に移った。

 討論では①参議院選挙の総括をすべきでは②ユニオンネットワークの活動の強化について③反原発闘争の現状と活動の強化について④労働基準局交渉について等の発言があった。

 参加者の熱心な討論の後、すべての議案が承認され静岡県共闘運勣の更なる前進が確認された。

 役員選出では、代表幹事・鈴末英夫(郵政ユニオン)、事務局長・福田哲久(国労静岡)など全員の再選が承認された。また、安倍内閣の軍拡・強権政治に反対し、労働法制の改悪に反対する総会宣言を採択した。最後に鈴木代表幹事による団結ガンバロウで閉会した。

 尚、来賓は「静岡県評」林克さん、「静岡市会議員」松谷清さん、「新社会党」鈴木敏和さん、メッセージは「社民党」橋本勝六さんから寄せられた。

 当日総会の前段、元東京都都労働委員会労働側委員の水谷研次さんから一六年におよぶ労働者委員の経験をふまえて「ユニオンと労基局などの行政交渉の活用について」と題した講演学習会が開かれた。