全労協/ 9・17さようなら原発集会 / 新聞 2018年10月号

全労協9・17さようなら原発集会 / 新聞 2018年10月号



全労協新聞
より


安倍政権の軍事大国化・改憲策動と闘う


●さようなら原発(東海第2原発、あらかぶ裁判)


●9・17さようなら原発集会
8000人がデモ

九月十七日、「原発再稼動反対」「地震国日本に原発は要らない」「福島の切捨て許さない」と、代々木公園音楽堂を囲んで、全国から八〇〇〇人が結集した。全労協の仲間、テントを張り様々な展示やアピールをする脱原発を闘う様々な仲間たちの姿がある。

集会は女優の木内みどりさんの司会で始まり、呼びかけ人の鎌田慧さんが、原発再稼動に対して「こんな不道徳なことは許されない」と発言した。同じく呼びかけ人の澤地久枝さんは「私たちが頑張って行くしか道はない」と訴えた。原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長は、原発の想定した設計基準・耐震性能が、「一般住宅の設計基準より脆弱でお粗末」な点を暴露した。福島原発刑事訴訟団の佐藤和良いわき市議は、内堀福島県知事が、「帰還困難区域住民に対して再来年に住宅手当の打ち切り」を表明したことを強く批判し、東電経営陣の責任を追及する刑事裁判への、傍聴を訴えた。集会後、二つのデモコースに分かれてパレードし、全労協は、原宿・表参道を行進した。