全労協/ 12・8関電包囲大集会 / 新聞 2020年1月号

全労協12・8関電包囲大集会 / 新聞 2020年1月号

 

さよなら原発福島原発労災・関西電力行動)

 

12・8関電包囲大集会
老朽原発再稼働
関電の無責任を糾弾


 危険な老朽原発再稼働を目指す関電に対し、十一月二十三日高浜原発前をスタートした二〇〇キロリレーデモ。十二月八日、関電大阪営業所前から関電本店ビルヘと六キロの最終デモ。昼過ぎに到着し、参加者一一〇〇人のもと「12・8老朽原発うごかすな!関電包囲大集会」か開かれた。


 冒頭主催者(オール福井反原発連絡会)の林広員氏より「関電幹部ヘワイロは国会でも大問題なっている。資料の提出や証人にも応じていない。この集会でも世論を盛り上げ、増々関電を包囲する集会にしたい」と力強く挨拶。続いてリレーデモを福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良、東大阪各代表が報告された。京都の仲間は「各自治体に申し入れを行ったが対応はいすれの自治体の対応も誠意的であった」と。反原発の運動は支持されていると報告。さらに、福島原発事故の避難者は「事故が起きるまでは安心安全といわれていたが、一〇〇万人に一人という小児性甲状腺ガンの発生率が、今福島で二〇〇人いる。生きる権利を守るか譲るかの問題になっています」と報告。集会力ンパは約二四万円超えて集まった。どんどん拡がる反原発の輪。国策か、利潤追求の原発稼動はますます国民大衆の反発をかい、行き場はなくなる。今こそ安心安全な社会を目指そう。

 

9条ネット・滋賀・井沢清)