全労協/ 川内原発再稼働反対 福岡・東京で行動  / 全労協新聞 2015年7月号

全労協/ 川内原発再稼働反対 福岡・東京で行動  / 全労協新聞 2015年7月号


全労協
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全労協新聞
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脱原発プロジェクト
川内原発再稼働反対
福岡・東京で行動



国、電力会社が世論を無視して川内原発を皮切りに再稼働を目論むなか、五月三十一日には東京、上野水上音楽堂で一二〇〇人が集まり原発再稼働反対の集会とデモが行われた。

六月七日には福岡市の舞鶴公園で「Goodbye NUKESストップ再稼働三万人大集会」が行われ、一五〇〇〇人が集まった。

開会挨拶に次いで壇上に立った福島原発告訴団長の武藤類子さんは「福島原発事故の収束の目処は立っていない。事故は続いている。汚染水、原発で働く人の被曝問題や賃金の搾取、住宅支援の打ちきり、今も高線量なのに帰還させようとする暴挙。国は徹底して被害者を切り捨てようとしている。福島がこんな状況なのに川内原発を再稼働させるなど絶対に許せない」と訴えた。

川内原発現地からは建設反対連絡協議会長の鳥原良子さん、協賛団体からは一千万人アクションの藤本泰成さん、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、原発無くそう全国連の長尾ゆりさん、タンポポ社の柳田真さんが挨拶に立った。

九州の呼び掛け人、各県の呼び掛け人、共産党社民党等が各々決意を述べ、集会宣言採択後、デモに移った。

全労協は二人の代表派遣だったが、次の九月の京都集会には規模を拡大して取り組むことも検討する。

(瀧秀樹脱
原発プロジェクト)