全労協/ 伊方原発再稼働 松山集会に4000人 / 全労協新聞 2015年12月号

全労協/ 伊方原発再稼働 松山集会に4000人 / 全労協新聞 2015年12月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



戦争法反対・脱原発・沖縄新基地建設反対
全国で声を上げた
安倍政治を許さない


戦争法反対

脱原発


伊方原発再稼働
松山集会に4000人


十一月一日、伊方原発の再稼働に反対する全国集会が松山市の城山公園で開かれ、全国各地から四〇〇〇人が再稼働反対の声を挙げた。

十月二十六日に中村愛媛県知事が再稼働に同意したことに対し、伊方原発を止める会の草薙事務局長は「理性も倫理も投げ捨てた行為だ」と厳しく批判した。福島県浪江町から岡山県に避難している菅野氏は「原発事故が何もかも奪った。伊方町長に浪江を見てもらいたいと」語り、事故が今も終わっていないことを訴えた。

集会には一〇〇〇万人アクションの鎌田慧氏、全国連の永瀬文雄氏、首都圏反原連のミサオ・レッドウルフ氏、全国阻止ネットの柳田真氏らが協賛団体を代表してアピールをした後、福島、伊方現地、政党(社民党吉田代表、共産党民主党菅直人元首相)らが挨拶にたった。

集会前日、伊方原発ゲート前まで行ったが、もし過酷事故が起こったら、道路網事情から避難のしようがないことが実感できた。大地震原発事故となれば佐田岬の住民は寸断された道路により取り残される。瀬戸内海が、ミカン畑が汚染されることになる。

デモで「ミカンを守れ!魚を守れ!」とのコールが地元の切実な声と実感。全労協は東京から代表派遣で二人、徳島全労協からも参加した。

(瀧秀樹
脱原発プロジェクト)