大阪全労協(ケア労働運動学習会) ヘルパーの仕事と、障害者支援と介護の違い / 全労協新聞 2018年5月号

大阪全労協(ケア労働運動学習会) ヘルパーの仕事と、障害者支援と介護の違い / 全労協新聞 2018年5月号


大阪全労協(ケア労働運動学習会)

ヘルパーの仕事と、障害者支援と介護の違い


 大阪全労協の学習会「ケア労働運動の課題を考える」が二月十四日、エル大阪南館で開催され、二十数人が参加した。

 研究者の水野博通さん「障害者への支援と高齢者介護はどこが違うのか」、当該の中尾さおりさん「ホームヘルパーの仕事とは…」、清水裕さん「当事者との協同の力で管理者からの自己解放を」の報告、発言の後、質疑応答や意見表明かあった。

 介護保険法のシステムがはじまって十年以上の歳月がたち、その間にいくつかの改正もなされたが、一般的にはまだまだ理解されたとは言い難い制度。今回の学習会ではあらためて介護労働者の置かれたシピアな労働環境と賃金制度が浮き彫りとなり、障害者支援と高齢者介護の遠いといった制度そのものの成り立ちもそれなりに理解できたのではなかろうか。