沖縄・辺野古に土砂を送らせない / 全労協新聞 2017年7月号

沖縄・辺野古に土砂を送らせない / 全労協新聞 2017年7月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より


連帯労組・やまぐち

沖縄・辺野古
土砂を送らせない



五月二十七日、北九州市にて辺野古土砂反対搬出全国連絡協議会第四回総会&学習交流会が開催されました。

この総会&学習会において、土砂搬出地の県当局に対して、沖縄の土砂搬出規制条例への対応をより求めること、また、搬入を規制する条例の実効性を高めるために沖縄県にも働きかけることが確認されました。

土砂搬出反対全国協は、どの故郷にも戦争に使う土砂は一粒もない~全国の土砂搬出地と沖縄・辺野古がつながって~の取り組みをおこなってきました。「山口のこえ」も呼応して、土砂搬出地の山口県に対して、「特定外来生物」「生物多様性」の問題での要請行動を取り組んできました。「岩ズリ」のストックが指定されている周南市・黒髪島、防府市向島の近辺の集落全域のチラシ配布、学習会などで関心を喚起してきました。また、採石場の管理、特定外来種対策(アルゼンチンアリ対策など)について県との意見交換をおこなってきました。

そして、いま、辺野古護岸工事の強行着工や、機動隊・海保による暴力的弾圧・ゲート前の道路反対側でのスピーカーによる抗議の訴えさえも「指揮・扇動」を口実に排除するような状況に抗して、工事を止める沖縄の人びとの身体をはった闘いに加わり、且つ、搬出地として取り組めることをすべてやっていこうと考えています。

(連帯労組・やまぐち
麻田茂樹)