沖縄平和行進報告 / 全労協新聞 2017年6月号

沖縄平和行進報告 / 全労協新聞 2017年6月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



沖縄平和行進報告

東京から沖縄県民と
連帯する闘いを決意



東京全労協は、沖縄現地への闘いの支援・連帯と現状の学習も兼ねた取り組みと位置付け、全国一般東京労組「沖縄へ行こう実行委員会」の十二人と共に、五月十一日夜~十五日の日程で大阪全労協青年部二人を含め二二人を派遣しました。

十二日、一九四五年四月、沖縄地上戦の犠牲となったアブチラガマ(洞窟)に行き、沖縄戦の悲惨な状況をガイドの具志堅さんから伺い、その後、平和祈念公園・平和の礎、ひめゆり平和祈念館、魂魄の塔を見学学習しました。

夜は懇親会を開催して、平和行進の意義を確認しました。

十三日は、大雨のため高江ヘリパッドゲートテント内に入りきれないためバスの中で高江住民の会伊佐真次さんから高江の現状を学習し東京全労協からのカンパを手渡してきました。

午後は、辺野古浜の座り込みテントに向かい激励行動を行いました。ヘリ基地反対協議会の山本英夫さんから現状の説明を受け、東京労組からのカンパを渡してきました。辺野古の浜のキャンプシュワブフェンスに東京全労協・東京労組の檄布を貼り付けてきました。その後キャンプシュワブゲート前での座り込み行動に参加しました。

当日は土曜日であり島ぐるみ会議の集中行動日で、ゲート前行動の闘い・沖縄の現状についてお話を伺うことができました。

十四日、早朝から名護市瀬嵩海岸に向かい「復帰45年5・15平和とくらしを守る県民大会」に参加しました。大会は二、〇〇〇人が参加して、山城博治実行委員長の挨拶で開会し、山城議長は「心折れることなく、屈することなく、闘い続けよう!」と、力強く挨拶をしました。稲嶺名護市長、国会議員から挨拶があり、ヘリ基地反対協共同代表安次富浩さん、高江住民の会伊佐真次さんから闘いの報告と支援の訴えが行われました。韓国からは海軍基地に反対する済州島カンジョン村コ・クォニルさんから韓国の闘いの報告がされました。県民大会宣言を参加者で確認し山城実行委員長のガンバロー三唱で、大浦わんさかパークまで平和行進を貫徹しました。デモの間、大浦湾に平和丸やカヌー隊がデモ隊に激励のプラカードを掲げ、デモ隊もエールを送りながらシュプレヒコールを挙げ基地建設を訴えてきました。

東京全労協は、安倍政権が進める戦争国家体制に向けた憲法改悪、「共謀罪」廃案!辺野古新基地建設の計画そのものの撤回!戦争法廃止!日米安保粉砕!普天間基地即時撤去!辺野古新基地建設反対!高江ヘリパッド建設反対!全てのオスプレー配備撤回!と東京の地から沖縄県民と連帯して闘い抜いて行きます。

(東京全労協事務局長
寺嶋豊)