6・6高浜原発3号機再稼働抗議行動 / 全労協新聞 2017年7月号

6・6高浜原発3号機再稼働抗議行動 / 全労協新聞 2017年7月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



●6・6高浜原発3号機再稼働抗議行動

自信を持って
原発全廃まで闘う


関電高浜原発は五月十七日の四号機に続いて、六月六日、三号機の再稼働が多くの反対の声にもかかわらず強行された。現地緊急行動を呼びかけた若狭の原発を考える会は、五日より立地地元・福井県高浜町でアメーバデモを展開し、六日早朝には出勤してくる町役場職員にチラシ配布も行った。

緊急抗議行動の参加者は、若狭の原発を考える会の木原壯林代表(京都工芸繊維大学名誉教授)のあいさつ・経過説明の後、高浜原発三・四号機のある高浜原発北ゲート前まで三列一二〇人の参加者による力強いデモ行進を行った。木原代表、地元高浜町の東山幸弘さん、再稼働阻止ネットの代表などの代表が三号機を動かすなという申し入れを行い、原発前に怒りのシュプレヒコールが続いた。

最後、木原代表が「私は預言者ではないが、必ず原発は再稼働したら事故が発生する。原発の物理的科学的限界だ。超高速回転に金属が絶ええないのだ。三月二十八日の不当な大阪高裁決定からたった三週間の準備で、4・27関電本店包囲一〇〇〇人集会ができた。五月七日にここで四〇〇人の現地集会ができ、初めてのここから福井までのリレーデモもできた。そういう市民の怒りがあるということだ。ここに自信をもって、原発全廃まで闘い続けよう」との締めのあいさつの後、電気事業連合会や安倍政権まで届く力いっぱいのシュプレヒコールを全参加者で唱和した。

(さいなら原発びわこネットワーク
稲村守)