2・17東京総行動 / 全労協新聞 2017年3月号

2・17東京総行動 / 全労協新聞 2017年3月号


全労協
http://www.zenrokyo.org/

全労協新聞
http://www.zenrokyo.org/simbun/sinbun.htm
より



17春闘勝利へ
職場闘争を積み重ね
団結を固め
貧困・格差・差別と闘う総がかり行動を



●2・17東京総行動

全ての争議解決ヘ
国際連帯で闘おう



 2・17東京総行動は、春一番の嵐が吹き荒れる中、郵政本社前からスタートし中央省庁・各争議社前での抗議行動を展開し、一日行動・けんり総行動を貫徹して17春闘の開始を宣言した。郵政本社前では大森東京全労協議長が「すべての争議に勝利し解決するため、相手の嫌がることを粘り強く闘い抜こう!」と、挨拶した。


 国交省前では国労本部唐澤書記長が「国鉄分割民営化がもたらしたものは、地方の切り捨てと、安全輪送の切り捨て」であり、「労使関係の安定かなければ安全輸送はあり得ない」と、国交省が指導責任を果たすよう強く求めました。

 また、厚労省前では労働法制の改悪を許さない闘いに向け、労働者保護の規制、社会保障の切り捨てに反対し、真の「ワークライフ・バランス」の実現を訴えた。

 経団連前では、原発の再稼働・武器輸出に反対し、電通の過労自死を糾弾し長時間労働を許さす、「働かせ改革」を許さない、豊で文化的な生活のできる賃金・労働条件、貧困と格差の是正を求め二五〇人が結集しました。韓国現地法人に解雇された韓国サンケン労組の仲間から、「解雇撤回まで帰らない」と固い決意が述べられ、韓国の歌と演舞で連帯を訴え圭した。

 夕方、フジビ社前・トヨタ東京本社前に全体が結集し、安倍政権の「働かせ方改革」を後押し、労働組合を弾圧する労働裁判に対する反動判決と対決して、韓国サンケン労組・フィリビントヨタ労組の仲間をはじめとした、国内外を貫いた全労働者の国際連帯で、解雇撤回・全争議の解決を確認した。