仁和寺裁判に勝訴 / 全労協新聞 2016年5月号

仁和寺裁判に勝訴 / 全労協新聞 2016年5月号



全労協新聞
より


全国一般きょうとユニオン

仁和寺裁判に勝訴
賠償命令勝ち取る


二〇一四年一月の提訴から二年三ヶ月、長期の裁判闘争に勝訴(四月十二京都地裁)。新聞やテレビでも大きく報道されました。

仁和寺の御室会館で働いていたYさんは、超長時間労働、休日ナシの連続勤務三四九日など、考えられないような過酷な勤務でウツになり、団体交渉でも誠意ある解決を得られず、裁判での争いになりました。

Yさんだけでなく、同僚の組合員へのパワハラ問題もありました。Yさんの労災保険でも、病状が改善していないのに症状固定として早期打ち切りが画策され、仁和寺も労災打ち切りに乗っかって、出勤せよと圧力をかけてくるといった問題もありました。いくつもの問題に対抗し、労働局交渉などもきょうとユニオンとしてユニオンネットワーク・京都や、関西安全センター、コミュニティユニオン関西ネットなどと協力して取り組んできました。

様々な取り組みを粘り強く積み重ねた結果の勝利判決は本当にうれしいことです。

仁和寺側は、控訴断念を通知してきました。しかし、謝罪は一切していません。

裁判は勝ちましたが、これから仁和寺の謝罪を求めたいと思います。

本人もまだ健康を取り戻したとは言えない状況ですし、仁和寺側の謝罪もなく、一〇〇%の喜びとは言えませんが、まずは、長いあいだ心身ともに緊張を強いられてきた、Yさん、そして仁和寺の組合員さんたち、応援を続けてきた支援の皆様にお疲れ様と感謝をお伝えしたいと思います。

(きょうとユニオン258号より
後日、仁和寺側が謝罪して争議は解決しました。)