4・6 16けんり春闘総行動を闘い抜く!  / 全労協新聞 2016年5月号

4・6 16けんり春闘総行動を闘い抜く!  / 全労協新聞 2016年5月号



全労協新聞
より


中小・非正規労働者春闘勝利へ全力を!
4・6 16けんり春闘総行動を闘い抜く!



総決起集会
銀座へデモ行進


四月六日、けんり春闘中央総行動の締めくくりとして新橋・交通ビルにて「16春闘利!中央総決起集会」を開催しました。

集会では一四組織から決意表明を受けました。全労協性委員会からはアメリカ・シカゴでの活動報告、安倍首相のいう「同一労働=同一賃金」はちょっとした違いを理由に差別賃金が正当化され、低位平準化に利用されてしまう。ILO一〇〇号条約の「同一価値労働=同一賃金」を守らせていくことが重要と訴えました。全統一労組からは「現代の奴隷労働制度」と悪名高い外国人技能研修制度が労働力不足への対策として拡大されようとしていると厳しく断罪し、ベトナム技能実習生の組合員二人からあいさつを受けました。フジビグループ分会からは、正当な争議行為に対する賠償請求を禁じた「労組法第八条」を無視した個人への賠償請求を認めたスラップ訴訟判決を許すわけにはいかないとの決意表明。発言の最後に日本ナショナルインスツルメンツより「解雇の金銭解決」を先取りしたロックアウト解雇に対して断固闘う決意がのべられました。

いずれも一企業の問題ではなく、「世界で一番企業が活躍しやすい国の実現」を標榜する安倍政権下で進められている攻撃であること。官民問わず労働者総体に影響を与える問題であり、悪しき前例とならないよう共に最後まで闘い抜く意思一致を行ってきました。集会終了後は鍛冶橋までデモ行進を行い、新橋、銀座、有楽町周辺の人びとに訴えを行ってきました。