南部権利春闘集会(東京) / 全労協新聞 2016年5月号

南部権利春闘集会(東京) / 全労協新聞 2016年5月号



全労協新聞
より


南部権利春闘集会(東京)

沖縄に連帯!
安倍政治を許さない


四月十二日、南部全労協と電検労が共同して毎年結成している南部権利春闘集会が大田区立消費者生活センターで四〇人の結集で行われた。

集会は、電検労委員長の開会あいさつで始まり、続いて一坪反戦地主会関東ブロックの外間さんからの講演が行われた。

講演は、「今日、四月十二日は普天間返還の日米合意から二十年目の日です」と始められ、ドキュメンタリー映画「泥の花」の映像も交えながら行われた。一ミリも返還されていない普天間の現実。しかし運動はオール沖縄として広がり日本政府を追い詰めていると語る外間さんの講演を聞き沖縄の闘いに連帯する決意も新たにした。

集会の後半からは、この間の南部地域の闘いの報告や今後沖縄現地行動を計画していることなどの基調的報告と各組合からの闘いの報告が行われた。

デイベンロイ労組からは都労委の勝利的命令に従わない会社側がさらに管理職に対する退職強要・退職金のごまかしなど不当労働行為を積み重ねていることが暴露され、四月十八日の本社前行動に参加することが訴えられた。

郵政ユニオンからは、ストライキ闘争の報告があり、非正規労働者と共にこれからも闘い続ける決意表明があった。

全国一般なんぶからは、中小企業における春闘はこれからが本番であることや五年を超えた有期雇用労働者の無期への転換などこれからの闘いの課題が明らかにされた。最後に団結ガンバロウで集会を終えた。