2・16けんり春闘行動 / 全労協新聞 2018年3月号

2・16けんり春闘行動 / 全労協新聞 2018年3月号

18春闘勝利に向けて各地で行動

すべての労働者の闘いで
大幅賃金引上げを勝ち取ろう
労働法制改悪強行を許さない


●2・16けんり春闘行動

2月16日、18けんり春闘全国実行委員会は、すべての労働者の大幅賃上げと格差是正、すべての争議解決をめざして、中央省庁・企業・背景資本に対する1日行動を貫徹した。郵政本社前に多くの仲間が結集し、非正規労働者の65歳雇止めと闘う郵政労働者の怒りと働く権利を掲げて、1日行動をスタートさせた。

5年半に及ぶフジビ闘争の中労委和解勧告に富士美術印刷が応じるとの報告に大きな拍手が起き、あきらめずに闘うことの意義を確信した。

郵政本社から文科省国交省厚労省に東京福祉大での人権侵害、JAL不当解雇撤回、薬害患者救済を求める行動後、経団連前に結集した。

経団連前集会は、東京全労協寺嶋事務局長の司会で、主催者を代表し、全港湾松本委員長が「労働者の尊厳をかけて労働法制の改悪に反対する闘いを挑む」との力強いあいさつで開会した。

郵政ユニオン浅川中執、中小ネット鳥井事務局長、東水労渡辺委員長、フジビ小金井分会、神奈川春闘行動持橋さん、労働法制改悪反対全国キャラバン平賀共同代表から、労契法20条裁判の闘いの報告、外国人労働者の権利向上、公務公共サービス、労働法制改悪阻止に向けた全国キャラバンの取り組み、不当解雇を許さない闘いへの決意が表明された。

午後からは、2つのコースに分かれ、セクハラ、残業代未払、徴用工戦後補償、アスベスト健康被害の解決を求め、トヨタ東京本社前に結集して、国際連帯ですべての不当解雇・争議に勝利するため闘い抜くことを確認した。